
こんにちは、ひろです。
突然ですが、あなたは商品・サービスを作ったとき、どのようにして宣伝していますか?
「渾身の商品・サービスを作ったのに、どうやって宣伝すればいいか分からない…」
「SNSで告知しても、なかなか購入に繋がらない…」
副業を始めたばかりの方や、マーケティングを学んでいる方の中には、そんな集客の悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?



SNSで告知しても、そもそも見てもらえなくて購入に繋がらないよ…



そもそもどのように宣伝して良いのかが難しいよね…
いきなり「商品できました!買ってください!」と売り込んでも、よほど親しい関係でない限り、購入してもらうのは難しいものです。
場合によっては、「結局お金儲けか…」と、これまで築いてきた信頼を失ってしまう可能性すらあります。



どうすれば効果的に集客できて、売上につなげられるんだろう?



その答えの一つが、この記事で紹介する「プロダクトローンチ」という手法です。



それは、どんな方法なの??



実は、あのApple社も新製品発表で活用している、非常に効果的なマーケティング戦略なんです。
この記事を最後まで読めば、あなたもプロダクトローンチを理解し、実践できるようになります。
・商品・サービスをリリースする際の集客の不安が解消される
・計画的な情報発信で売上を最大化できる
・稼ぐ力を飛躍的に高められる



難しそう…自分にもできるかな?



大丈夫です!
プロダクトローンチは、副業や個人事業主の方こそ活用しやすい手法です。
この記事では、具体的なステップやSNSで使えるテンプレートもご紹介します。



テンプレートも紹介してもらえるのは嬉しいね!
既に商品・サービスをお持ちの方も、これから何か始めたい方も、ぜひ最後までご覧ください。



今回も一緒に勉強していきましょう!
Appleも使うプロダクトローンチとは?





そもそもプロダクトローンチって何??



プロダクトローンチとは、
新しい商品やサービスをリリースする際に、事前に情報を少しずつ公開していくことで、見込み客の期待感と購買意欲を段階的に高め、発売と同時に売上を最大化させるマーケティング手法です。
「プロダクト(product)」は「製品」、
「ローンチ(launch)」は「打ち上げる」「売り出す」といった意味を持ちます。



なるほど?小出しで情報を出していくってことかな?
この手法は、アメリカの著名なマーケターであるジェフ・ウォーカー氏によって提唱され、顧客心理に基づいた効果的なアプローチとして世界中に広まりました。



日本国内でも2000年代後半から広まりました。
Apple社の事例:期待感を醸成する戦略
プロダクトローンチを活用している最も有名な企業例がApple社です。



世界のAppleが取り入れているんだね!



そうなんです!
新しいiPhoneが発表される時を思い出してみてください。
Appleはいきなり「新型iPhone発売!買ってください!」とは言いませんよね?
発売の数ヶ月前から、新しい機能やデザインに関する情報が少しずつ発表されたり、公式な発表会で製品への期待感を高めたりします。



あのわくわく感は独特だよね…!
そして、発売日が近づくと詳細な情報が一気に公開され、予約開始時には多くのファンが殺到します。
このように、発売前から
「開発者の想い」
「画期的な新機能」
「手に入れたらどんな体験ができるか」
といった情報を段階的に伝えることで、見込み客は「早く欲しい!」という気持ちになり、発売時の爆発的な売上につながるのです。



このような販売戦略がとられています。
プロダクトローンチが集客に有効な理由


プロダクトローンチは、なぜこれほど効果的なのでしょうか?



主な理由を3つご紹介します。
1. 短期間で爆発的な売上が期待できる
最大の理由は、短期間で見込み客の購買意欲を最大限に高め、一気に売上を上げられる点です。



これがとても大きな理由だね!
事前に価値ある情報を提供し続けることで、見込み客との間に信頼関係が築かれます。
「この人が言うことなら間違いない」
「この商品は絶対に手に入れたい」
と思ってもらえれば、発売と同時に多くの方が購入してくれる可能性が高まります。



次に、同じ商品を売るAさんとBさんの比較をしてみましょう。
Aさん
発売前から商品の魅力や開発秘話を伝え、あなた(見込み客)との信頼関係もバッチリ。
あなたはAさんの商品を「絶対に買いたい!」と思っています。
Bさん
これまで何の告知もなく、今日いきなり「商品できました!」と現れました。



どちらから買いたいと思いましたか?



Aさんかな?



事前に商品の魅力や、秘話を知れてると気になるから、Aさんかな!



多くの場合は、Aさんになりますよね?
これがプロダクトローンチの効果です。
「でも、そんなの個人には難しいんじゃ…?」
と思うかもしれませんが、心配いりません。
SNSやブログ、メールマガジンなど、個人でも無料で使えるツールを活用すれば、誰でもプロダクトローンチを実践できます。



具体的な実践ステップは後に説明しますね。
2. ゴリ押し営業が不要になる
プロダクトローンチは、あなたの商品やサービスを本当に必要としている人に向けて、丁寧に情報を届け、納得感を持って購入してもらう手法です。
発売までに見込み客が抱えるであろう疑問(商品の特徴、価格の妥当性、自分にとってのメリットなど)に先回りして答えていくため、売り込み色の強い営業は必要ありません。



ゴリ押しの営業だと、身構えちゃうよね…。



売り込み色が強いと、どうしても敬遠されがちです…。
特に、
「〇日までの限定価格」
「先着〇名様特典付き」
といった限定性を設けることで、「今買うべき理由」が明確になり、見込み客の行動を自然に後押しできます。



どうしても「限定」という言葉には弱いよね!



営業が苦手な方でも成果を出しやすいのが大きなメリットです。
3. 一度シナリオを作れば応用が効く
効果的なプロダクトローンチのシナリオ(情報発信の計画)を一度構築してしまえば、それはあなたの資産になります。



なんだか難しそう?



応用が効きやすいってことかな?



そういうことです!
次に別の商品やサービスを販売する際も、そのシナリオをベースに少し修正するだけで再利用できるため、集客活動が格段に楽になります。



次に、具体的な実践ステップを紹介していきますね。
プロダクトローンチ実践4STEP


では、具体的にプロダクトローンチはどのように進めれば良いのでしょうか?



具体的なやり方を教えて欲しい…



基本的な4つのSTEPをご紹介しますね。
STEP1:見込み客(リスト)を集める
最初のSTEPは、あなたの商品やサービスに興味を持ちそうな「見込み客」を集めることです。
Webマーケティングの世界では、見込み客の連絡先(メールアドレスやLINEアカウントなど)を「リスト」と呼びます。



このリストを集めることがとても重要です!
SNS(X, Instagram, Facebook, YouTubeなど)やブログ、Web広告などを活用して情報を発信し、
「もっと詳しく知りたい」
「この人の情報は役立つ」
と感じてくれた人に、メールマガジンや公式LINEへの登録を促します。



気になってもらえる情報を発信することが大事だね。
この時、「LINE登録者限定!〇〇無料プレゼント」のような魅力的なオファー(プレゼントや特典)を用意すると、リスト登録率を高めることができます。



過去記事で、無料プレゼントについて解説していますので、こちらもご覧ください。


集めたリストの数が多ければ多いほど、後のステップでの成果(売上)も大きくなる傾向があります。
リストは、あなたのビジネスにとって非常に重要な資産となるのです。



購入してくれるかもしれない人のリストだもんね!
頑張って集めないとだね!
最初はリスト集めに苦労するかもしれませんが、価値ある情報発信と魅力的なオファーを継続することで、安定して見込み客を集められるようになります。



価値のある情報を発信し、信頼を得て見込み客リストを充実させていきましょう!
STEP2:見込み客との関係構築と教育
リストが集まったら、次は見込み客との信頼関係を築き、商品への興味・関心を高めていくステップです。



販売に向けて動いていくんだね!



これを「ナーチャリング(育成)」と呼びます。
集めたリストに対して、メールマガジンやLINEで定期的に価値ある情報を配信します。
・見込み客の悩みを解決するヒント
・商品の開発ストーリーや想い
・商品を使うことで得られる理想の未来(ベネフィット)
・利用者の声(可能であれば)
・あなた自身の専門性や人柄が伝わる情報



こう言った情報を配信するんだね!



重要なのは、一方的な情報発信にならないことです。
アンケートを取ったり、質問を募集したりして、見込み客との双方向のコミュニケーションを意識しましょう。



よくInstagramのストーリーで、質問募集してたりするよね。



ですです!
ただし、配信頻度が多すぎると、かえって敬遠されてしまう可能性もあるので、要注意です。
見込み客の反応を見ながら、適切な配信計画を立てることが大切です。
このステップで「この人から買いたい!」と思ってもらえるかが、最終的な成果を大きく左右します。



ナーチャリングを頑張るよ!
STEP3:商品・サービスの販売(セールス)



次は商品・サービスの販売です。



いよいよだね!
STEP1、STEP2でしっかりと信頼関係を築き、期待感を高めることができていれば、見込み客はあなたの商品に対して非常に高い関心を持っています。



ここで成否が問われるね!?



販売開始を告知する際には、以下の点を意識しましょう。
・複数回にわたる告知
一度の告知で見逃してしまう人もいるため
「事前予約開始」
「販売スタート」
「追加販売決定」
など、複数回に分けてアナウンスします。
・限定性の演出
「〇月〇日までの限定価格」
「先着〇名様のみの特典付き」
「今回限りの特別オファー」
など、「今買わないと損!」と感じてもらえるような限定性や緊急性を打ち出します。
・明確な購入方法の提示
迷わず購入手続きに進めるよう、購入方法を分かりやすく案内します。



関係構築がうまくいっていれば、強いセールストークは不要です。



購入方法を知らせるだけで、自然と成約につながりそうだね!
STEP4:購入後のフォローと関係維持
プロダクトローンチは、商品を売ったら終わりではありません。



販売するだけでは終わらないんだね?



そうなんです!
購入してくれた顧客へのアフターフォローと、今回購入しなかった見込み客との関係維持も非常に重要です。



そうなんだ!?
具体的には何をすればいいの?



それぞれの顧客への対応は以下のとおりです。
・購入者へのフォロー
商品の使い方サポート、感謝のメッセージ、関連情報の提供などを行い、満足度を高めます。
良い口コミや紹介につながる可能性もあります。
・非購入者との関係維持
今回購入に至らなかった見込み客に対しても、引き続き価値ある情報発信を続けましょう。
購入者の声を紹介したり、次回の企画をお知らせしたりすることで、将来の顧客になる可能性があります。
「売れたら終わり」ではなく、「売れた時点から次の関係性が始まる」という意識で、継続的なコミュニケーションを心がけましょう。



次の商品への布石が始まっているってことだね!



そうです!
信頼関係をしっかりと築けていたら、今後の商品展開もスムーズに進みやすいです。
SNSを活用したプロダクトローンチ


「理屈は分かったけど、具体的にどうSNSで発信すればいいの?」
という方のために、SNS(X, Instagramなど)を使ったプロダクトローンチのテンプレート例(1週間で個別相談の参加者を募集する場合)をご紹介します。



それは嬉しい!



あなたのジャンルに合わせてアレンジして活用してみてください。
【実践例】1週間のテンプレート
【ローンチ7日前】ニーズ調査
・アクション
ストーリーズのアンケート機能や質問BOXで、
「〇〇について、今どんなことで悩んでいますか?」と問いかける。
・目的
見込み客の具体的な悩みや関心事を把握する。



まずは、アンケートを取っていくんだね!
【ローンチ6日前】共感と提案
・アクション
前日の回答結果のスクショを添えて、
「こんなお悩みが多かったですね!もし私が個別で無料相談に乗るとしたら、興味ありますか?」と発信する。
(アンケート機能で「相談したい/興味ない」など)
・目的
潜在的なニーズを探り、企画への期待感を測る。



この段階でニーズを探っていきます!
【ローンチ5日前】企画の宣言
・アクション
先日のアンケート結果(〇%が「相談したい」と回答!)を共有し、
「お約束通り、無料お悩み相談を実施します!参加したい方は『🔥』でリアクション(またはコメント)ください!」と呼びかける。
リアクションには個別にお礼と準備への意気込みを伝える。
・目的
参加希望者を可視化し、特別感を醸成する。



お、始まるんだ!?
って、わくわくするね!
【ローンチ4日前】準備状況の共有
・アクション
相談資料を作成しているPC画面の一部を見せたり、
「この発信を見てくれている方限定の企画です!」と伝えたりして、準備が進んでいることと特別感をアピール。
・目的
期待感を高め、プロセスへの共感を促す。



特別感も感じるし、進んでいる実感が湧いて、翌日が楽しみになるね。
【ローンチ3日前】想いの伝達と特典の予告
・アクション
「あなたの悩みを本気で解決したいんです!」
といった熱意や想いを伝える。
同時に「日頃の感謝を込めて、参加者限定の特別なプレゼントも用意しますね!」と宣言。
(プレゼント内容は具体的に決まっていなくてもOK。最低3つ、できれば5つ以上あると魅力が増す)
・目的
人柄や想いを伝え、信頼関係を深める。特典で付加価値を高める。
特典の準備に時間がかかりそうな場合は、事前に準備しておくと安心!
【ローンチ2日前】ベネフィットと緊急性の提示
・アクション
個別相談を受けることで「どんな理想の未来が手に入るか」を具体的に示す。
また、「なぜ“今”相談を受けるべきなのか」という理由を強調する。
(例:期間限定、悩みを放置するデメリットなど)
・目的
参加するメリットと、今行動する必要性を理解してもらう。



ここで迷っている見込み客に訴求します。
【ローンチ1日前】最終予告と特典の公開
・アクション
「ついに明日〇時、募集開始!参加者限定プレゼントはこちらです!(魅力的な特典リストを公開)」
「今回限り、先着〇名様は無料!(通常は〇円)」
のように、最終的な告知を行う。
参加希望者には再度リアクションを促し、お礼と明日の案内を伝える。
・目的
期待感を最高潮に高め、当日のアクションに備えてもらう。
最初の募集枠はあえて少なめに設定し、
「満席→増枠」の流れを作ることで、さらなる緊急性と人気感を演出できる場合がある。
【ローンチ当日】募集開始
・アクション
「【本日〇時〜】個別相談、募集開始!先着〇名様限定・無料!」
「お申し込み&特典受け取りは、プロフィール欄のLINEに登録後『相談希望』と送るだけ!」
のように、具体的なアクションを促す。
・目的
スムーズな申し込みへと誘導する。



ついに始まりだね!
お祭り感が出てくるね。
【ローンチ1日後】中間報告と煽り
・アクション
「開始1日で〇名からお申し込みが!残り〇枠です!」
のように、現状を報告し、迷っている人の背中を押す。
・目的
緊急性を高め、申し込みを促進する。



適度な煽りは問題ないですが、度を超えないように気をつけましょう。
【ローンチ2日後】(必要であれば)追加募集
・アクション
「好評につき、急遽〇枠だけ追加します!これが本当に最後のチャンスです!」
のように、限定的な追加募集を行う。
・目的
申し込みそびれた層や、迷っていた層の獲得を狙う。



悩んでいる人に狙い撃ちだね!
【ローンチ3日後】締め切りとお礼
・アクション
「満員御礼!個別相談は締め切りました。お申し込みいただいた皆様、ありがとうございます!全力で向き合いますので、楽しみにしていてくださいね!」
と感謝を伝え、誠実な姿勢を示す。
・目的
参加者への感謝と安心感を与え、次回の企画への期待感も繋ぐ。



最後には誠実な姿勢で対応することが大事なんだね。



ここでの対応が次回の企画へも響いてくるので、気をつけましょう。
プロダクトローンチ実践の注意点


プロダクトローンチは非常に効果的な手法ですが、成功させるには入念な準備が不可欠です。



確かに準備することがたくさんありそう?



実はそうなんです…。



不十分のまま進めるとどうなるの?



計画が不十分なまま進めてしまうと、いざ販売を開始しても反応が薄く、かけた時間や労力に見合わない結果(損失)になってしまう可能性があります。
特に初めてプロダクトローンチに取り組む場合は、小規模なものから試してみることを強くおすすめします。
・期間を短く設定する(例:1週間〜2週間)
・販売する商品・サービスの価格を抑えめにする
・まずは少人数の見込み客を対象にする
上記のように、リスクを抑えた形で実践し、
「自分が設計したローンチの流れで、きちんと反応が得られるか?」をテストしましょう。



反応を確認しながら行うことが大事なんだね!



ここで手応えを感じたら、拡大していけばいいんだね!



そうだね!
手応えを感じられたら、徐々に期間を延ばしたり、価格を上げたり、集めるリストの数を増やしたりして、規模を拡大していくのが安全かつ着実な方法です。
まとめ
今回は、Apple社も実践する効果的な集客手法「プロダクトローンチ」について、その概要から具体的な実践ステップ、SNS活用テンプレート、注意点まで詳しく解説しました。



今回もたくさん勉強できたよ!



プロダクトローンチの基本4STEPをおさらいしましょう。
STEP1:見込み客(リスト)を集める
STEP2:見込み客との関係構築と教育(ナーチャリング)
STEP3:商品・サービスの販売(セールス)
STEP4:購入後のフォローと関係維持
この流れに沿って計画的に情報発信を行うことで、見込み客との信頼関係を築きながら購買意欲を高め、売上を最大化することが可能です。



ゴリ押し営業も不要で、一度成功シナリオを作れば応用も効くのがありがたいよ…。



そうだね。
一度作ってしまえばそのあとは、応用が効いて楽になるね!
副業初心者の方も、既にビジネスを始めている方も、まずはこの記事で紹介したテンプレートを参考に、小規模なプロダクトローンチから試してみてはいかがでしょうか?
ブックマークして、あなたの集客活動にぜひ活用してみてください。
きっと、あなたのビジネスを加速させる力強い味方となってくれるはずです。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!