
こんにちは、ひろです☺️
突然ですが、周りにこのような人はいませんか?



「副業を始めたいけど、何から手をつけていいか分からない…」



「マーケティングを学んでいるけど、実際の顧客獲得ってどうやるんだろう?」



みなさんは、2人のように悩んでいませんか?



あるあるの悩みだよね。



やる気はあるんだけど、最初に躓いちゃうよね。



同様の悩みを抱えているなら、今回の記事はきっと役立つはずです!
今回は、ビジネスにおいて顧客獲得の肝となる「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」について、その作り方から具体的な活用術まで徹底的に解説します。



確か以前の記事でも少し触れてるよね。



よく覚えてるね!
今回はより丁寧に解説します。
一緒に学んでいきましょう!
フロントエンド・バックエンドとは?





今回は、マーケティングにおいてバックエンドとフロントエンドの商品をどのように作ったらよいか考えていきましょう



フロントエンド?
バックエンド?
なにそれ?



そう思ったあなたもご安心ください!
まずは、それぞれの言葉の意味から分かりやすく解説します。



よろしくお願いします!
フロントエンド・バックエンド商品とは



例えば、次のような商品やサービスがフロントエンド商品にあたります。
・化粧品の無料試供品や500円のお試しセット
・フィットネスジムの無料体験
・オンライン講座の無料ウェビナー



無料や低価格の商品を提供することで、気軽に試してもらうんだったよね!



バッチリです!
気軽にその価値を実感してもらうことが目的になります。
そして、最終的には本命のバックエンド商品の購入へと誘導していきます。



ここの自然な誘導が大事だよね。
・フロントエンド:本命商品を売るための動線となるお試しの商品
・バックエンド:本命商品のこと。一番売りたい商品
多くの場合、フロントエンド商品を無料で提供する代わりに、メールアドレスやLINEへの登録を促し、顧客リストを獲得するという方法がとられています。



この顧客リストこそが、今後のビジネス展開において非常に重要な資産となるのです!



顧客リストを充実させていくよ。



以前フロントエンドとバックエンドについて簡単に解説した記事がこちらです。
一緒にご覧になってください。


フロントエンド・バックエンド商品づくりの基本



フロントエンド・バックエンド商品を作る上で最も重要な考え方がわかりますか?



魅力的な商品を作るとかかな?



興味を引くフロントエンドの商品を作ることかな?



2人とも惜しいです!
最も重要なのは、ズバリ「逆算」です。



逆算!?
それはなにをするの?



逆算とは、何を指すのか解説していきますね。
原則として、一番売りたいバックエンド商品から逆算してフロントエンド商品を作ることが鉄則です。
バックエンド商品と関連性が高く、その価値を実感できるようなフロントエンド商品を用意することで、お客様はスムーズに次のステップへと進んでくれます。



なるほど、そういうことね!
本当に売りたい商品から逆算して、無料の商品を作るってことだね!



そうです、考え方バッチリです!
しかし、最近では無料やお試し商品があふれているため、せっかく用意しても手に取ってもらえないケースも増えています。



なぜだと思いますか?



うーん、似たようなサービスとかが多いからかな?



競合がたくさんいるから?



2人とも考え方はいい感じですが、違います!
それは、「お客様は無料でも欲しくないものは欲しくない」からです。



確かに!?
無料でも必要性を感じなかったら、興味もそそられないや。



実はそうなのです。
どんなに魅力的な商品でも、その価値が伝わらなければお客様には響きません。
受け取ってもらうためには、まず提供しているモノ・サービスの価値を明確にする必要があります。
商品づくりの基本として、手に入れることでどんな未来が見えるのかを伝える必要があります。



詳しくは次で解説しますね!
フロントエンド商品に必要なマインド
お客様に
「欲しい!」
と思ってもらうためには、商品を手に入れることで「どんな未来が見えるのか」を明確に伝える必要があります。



なるほど?
手に入れた後の未来を描いてもらうんだね。



そうです!
売れる営業マンは特にこれを意識しています。



具体的にはどういった文章がいいんだろう?



具体例を次のとおりです。
・この化粧品を使えば、1ヶ月後には見違えるようなツヤ肌が手に入ります!
・このフィットネスプログラムに参加すれば、理想の体型を手に入れて自信に満ちた毎日を送れます!
このように、商品が提供する具体的なベネフィット(利益)や、解消できる課題を明確にすることで、お客様は商品の価値を理解し、興味を持つようになります。



この未来を見せれるかどうかは、売上にとても影響してきます。
以前解説した記事はこちらからご覧になってください。


フロントエンド商品づくりのポイント





それでは、具体的なフロントエンド商品づくりのポイントを見ていきましょう。



よろしくお願いします。
1. 変化や効果に訴求する
お客様が商品を手にしたことで、
「どんな変化が起きるのか」
「どんな効果が得られるのか」
を具体的に伝えましょう。



いくつかのパターンに合わせて解説しますね。
リアルな体験型の場合
展示会やジムなどで実際に商品やサービスを提供する場合、その場で「効果が実感できるかどうか」が最も重要です。



なるほど?
その場で効果が実感できるのは大事だね!
例えば、
「効果を感じられなかったら全額返金します!」
といったフレーズは、お客様の不安を取り除き、行動を促す強力な訴求となります。



他のパターンも見ていきますね。
資料やデジタルコンテンツの場合
「無料で資料をプレゼント!」
のような、すぐに効果を実感できない商品の場合、言葉選びが重要になります。



なるほど?
無料で資料もらえるのは伝わるけど、
何の資料かわからないもんね。
具体的には、
「〇〇が手に入ります」
という訴求が効果的です。



具体例を見ていきましょう!
例えば、
「資料で勉強できます」
ではなく、
「資料を読めばこの資格に合格できます」
「今すぐ使えるおすすめの広告会社リスト10選が手に入ります」
といったように、お客様にとって具体的なメリットや、すぐに使えるものが手に入ることをイメージさせる言葉を選びましょう。



確かにメリットが具体的だと、手に入れた後の未来を描きやすい!



このように、変化や効果に対してうまく訴求していきましょう。
2. 手頃な価格帯の設定
フロントエンド商品は、無料あるいは低価格に設定することで、より多くのお客様に手に取ってもらいやすくなります。



高価格帯だと、一歩目から躊躇しちゃうよね。



心理的なハードルを下げ、まずはお試しで利用してもらうことを最優先にしましょう。
3. 信頼性を高める3つのアイデア





商品づくりの際に、次のように考えてしまっていませんか?
「無料だから質が低くても仕方ない」
と思われてしまっては、バックエンド商品へと繋がりません。



最初に受け取ったものの質が低いと、その後の商品に興味が行かないもんね。



まさにその通りです。
フロントエンド商品こそ、信頼性の高いコンテンツに仕上げることが大切です。



ここでは、信頼性をアップさせるためのアイデアを3つご紹介します。
1. アナログ化
2. レビューの記載
3. 肩書きの記載



詳しく解説しますね。
アナログ化
最近はPDFなどのデジタル商品が溢れているため、あえて小冊子を製本して渡すなど、アナログな手法が注目されています。



手元に残るものだと、記憶に残りやすいね!
無形の商品に「形」を与えることで、お客様はより価値を感じ、競合との差別化にも繋がります。



そこで、あえてWebを使わずに製本することで、価値を出すことができます。
レビューの記載
お客様の声は、何よりも強力な信頼性の証です。
本命のバックエンド商品だけでなく、フロントエンド商品にもお客様のレビューや感想を掲載しましょう。



フロントエンド商品の評判がいいと、他の商品も気になってくるもんね!



これにより、お客様は安心して手に取ってもらえます。
肩書きの記載
商品の提供者の実績や専門性を示す肩書きを記載することで、信頼度が格段に向上します。
例えば、「〇〇専門家」「〇〇認定トレーナー」といった肩書きは、お客様に安心感を与えます。



「TOEIC〇〇点」や「◯級取得」
とかの肩書きもあると安心するね。



記載できる肩書きがあれば、ぜひ活用しましょう!
4. ストーリー性で心を掴む
フロントエンド商品を宣伝する際は、単に商品の特徴を羅列するだけでなく、
「なぜこの商品を選んだのか」
「手に入れた結果、どのような変化があったのか」
といったストーリーを載せることが大切です。



選ばれた理由やその過程がわかると、他の商品より気になっちゃうよね。



そうなんです!
結果だけでなく、そこに至るまでの過程を共有することで、顧客はより共感し、興味を深く抱くようになります。
例えばダイエット商品であれば、
「〇〇kg痩せました」
という結果だけでなく、痩せるまでの体重の変化や、途中の苦労、それを乗り越えた喜びなどを具体的に描くことで、読者の心に響くでしょう。



以前の、「プロセスエコノミー」に通じるものがあるね!



鋭いですね!
挑戦中の過程を共有することで、ファンになってもらい、自然と応援してもらいやすくなります。
以前の記事はこちらです。


5. イノベーションタイプの商品づくり
市場において、新しい切り口のユニーク性がある商品を作れるとなおよいです。



いきなりユニーク性がある商品って言われても難しいよ…。



なにからすればいいの…。



難しいですよね…。
一緒に見ていきましょう。
例えば、ガイドブックを売るときどのようにマーケティングをしたらよいでしょうか?



うーん、芸能人とコラボして販売するとか?



それだとありきたりで、ユニーク性があるとは言い難いです。



付録をつけるとかもありがちだもんね?



違いますね。
正解は、フィットネスガイドとカレンダー連携させ売上UPさせたマーケティングの成功例があります。



それはどういった組み合わせだったの!?



フィットネスガイドをただの読み物ではなく、実際のトレーニング計画として利用できるようにして販売しました。
毎日のトレーニング内容が記載されたカレンダーやプランニングシートを付けて、「実際に使えるフィットネス計画書」として売ることで、購入者に行動を促します。



そういった付録がついていると、読んで終わりじゃなくて、行動に移しやすいね!



このように新しい切り口で宣伝し、すぐに使えるものを提供することで顧客獲得につなげられます。
バックエンド商品づくりのポイント





フロントエンド商品で顧客を獲得したら、いよいよ本命のバックエンド商品へ繋げるフェーズです。
しかし、フロントエンドが売れても、なかなかバックエンドに繋がらない…という悩みもよく聞かれます。



そこのステップが難しいイメージあるね…



どうやって対策すればいいんだろう…



バックエンド商品をスムーズに販売するためには、「教育」が重要になります。



先生になるの!?



違います…なりません…。



教育する上で大事なポイントとかはあるの?



いい視点です!
エンゲージメントを高めることが重要です。
一緒に勉強していきましょう!
1. エンゲージメントを高める
お客様とのエンゲージメント(関係性や絆)を高めることで、バックエンド商品は格段に売れやすくなります。



どの用にして高めればいいの?



やり方は様々ですが、リストの集め方によってその後の顧客の反応は大きく異なります。
例えば、ただ漠然と小冊子を配って集めたリストよりも、1分でも対話をしてから小冊子を配ったリストの方が、お客様の反応が良い傾向にあります。



少しでも会話していると、親近感が湧くよね。



そうなんです!
顧客とコミュニケーションを取ることが重要です。
具体的な方法としては、リスト獲得後いきなりセールスメッセージを送るのではなく、まずは販売者のSNSに誘導するという方法があります。
SNSで積極的に交流し、コメントをくれた人に対してフロントエンド商品を配布するなど、お客様とのコミュニケーション機会を意図的に作ることで、信頼関係が構築され、バックエンド商品へと繋がりやすくなります。



いつも交流している〇〇さんの商品なら、購入してみようかな?
と思えるもんね。



信頼関係を少しずつ構築していくのがポイントです!
2. 教育ステップは長くしすぎない
お客様をバックエンド商品へと誘導する「教育ステップ」は、短すぎず長すぎない期間が重要です。
一般的に、教育ステップの「王道」は5〜7日と言われていますが、現代は顧客の決断が早いため、3日程度で商品が売れることも少なくありません。



教育ステップの時間が長いと、いつまで続くんだ?
と思って、途中で離脱しちゃうかも。



『短すぎず長すぎない』のがポイントです!
ただし、商品の単価や顧客層、競合の多さによって最適な期間は異なります。
競合が多い場合は、王道の5〜7日よりも早く購入に繋がるよう工夫する必要があります。
短めのメッセージを配信し、SNSを効果的に活用してコミュニケーションを図ることで、早期の購入に繋げられるよう意識しましょう。



短すぎず長すぎずに、コミュニケーションを図るってことを意識だね!



上手にコミュニケーションをとっていきましょう!
3. 体験価値を作り、記憶に残す
お客様の記憶に残り、継続的に商品を利用してもらうためには、「体験価値」を提供することが非常に重要です。



体験価値を提供する
ってなにをすればいいのかな?



顧客の「記憶に残す」ことが重要です!
具体的には、フロントエンド商品を実際に使ってもらうことが欠かせません。
例えば、
「商品を使った感想を送ってくれた人には追加特典をプレゼント」
など、お客様に積極的に商品を利用してもらうための仕掛けを作りましょう。



手に取ってもらって、使ってもらうことが大事ってことだね!



そうです!
他には、「ゲーミフィケーションマーケティング」の考え方も有効です。



初めて聞いた単語だけど、なにをすればいいの?



マーケティングの一種です!
詳しく解説しますね。
ゲーミフィケーションマーケティングとは、継続して商品を購入した人に報酬を与えるなど、ゲーム的な要素をマーケティングに取り入れる手法です。



ログイン〇〇日目ボーナス
って感じかな!?



分かりやすくいうとそのような感じです。
継続的な購入者には追加のプレゼントを用意することで、エンゲージメントを高め、長期的な顧客へと育てていくことができます。
まとめ



ここまでお疲れ様でした。
今回は、マーケティングにおける「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」の作り方から、それぞれのポイントについて解説しました。



今回でさらに深く理解できたよ!



それはよかったです!
一緒に復習していきましょう!
フロントエンド商品:本命商品を売るためのお試し商品
バックエンド商品:一番売りたい本命商品
フロントエンド商品にはレビューやお客様の声を盛り込んだり、バックエンド商品から逆算して関連性のあるフロントエンド商品を作ったりと、今日から実践できるアイデアがたくさんあったのではないでしょうか。
商品を作ったあとは、何よりも顧客に「使ってもらう」ことが重要です!



使ってもらう姿を想像しながら、
商品をつくるのがポイントだよね!



フロントエンド商品
バックエンド商品
それぞれの商品づくりのポイントは、次のとおりだったよね。
①変化や効果に訴求
②手ごろな価格帯の設定
③信頼性
④ストーリー性
⑤イノベーションタイプの商品づくり



信頼性をアップさせるためには、
①アナログ化
②レビューの記載
③ 肩書きの記載
だったよね!



バッチリです!
バックエンド商品の場合はどうでしたか?



次は任せて!
この3つだよね!
①エンゲージメントを高める
②教育ステップは長くしすぎない
③体験価値を作る



2人ともバッチリだね!
顧客とのコミュニケーションを上手に取るように意識しましょう。



ゲーミフィケーションマーケティングも意識するよ!
また、お客様の興味を惹きつけるためには、今回解説した方法の実践に加え、印象に残るキャッチコピーをつけることも効果的です。



具体例はこのような感じです。
・「稼げない副業の9割は『〇〇』だった!あなたも陥っていませんか?」
・「顧客リストは増えるのに売上が伸びないあなたへ。その原因は『〇〇』かもしれません。」



この『〇〇』の中身が気になってつい見ちゃうね!



顧客が同じ悩みを抱えている場合、印象に残りやすいですよね。



その他にも何かあるの?



業界の常識を覆すような切り口や、常識を否定するようなメッセージは、お客様のエンゲージメントを高める可能性もあります。



なるほどね。
まずは色々と試してみるよ!



ぜひ試してみてください!
今日から小さな一歩を踏み出し、ぜひこれらのポイントを実践してみてください。
あなたのビジネスを次のステージへと進める大きなきっかけとなるでしょう!



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!